1.お客様の一生に寄り添える美容師の育成
昔の美容師は「先生」と呼ばれ、お客様にとってかけがえのない存在でした。ただ、カット &パーマ・パーマカラーが主流になったころから美容室は冠婚葬祭を手放し、分業化が進んで からは「先生」と呼ばれる美容師が随分と減ってしまいました…。「先生」と呼ばれ、慕われ、 尊敬されていた理由はただひとつ。美容のことを何でも知っている、何でも出来る、人生の門 出の大切さや作法を語れる…ということでした。それを追求することは、「お客様の人生に 寄り添う」という美容師自身の生き様であり、 美容師本人の人生の喜びにも繋がります。人は何か使命を持って生まれるもの。美容師に憧れ、 この道に進んだスタッフを「先生」と呼ばれるくらい何でも知っている、何でもできるという美容師に育てあげることをマリエは目指しています。
2.お客様のための非日常的な癒しの空間
美容室にお越しになるお客様の最大の目的は、 綺麗になることだと理解しています。お客様の髪の悩みは多岐に渡り、それぞれの髪質だけでなく年齢による変化や生活習慣などが複雑に 絡み合っています。わたしたちマリエのスタッ フは、ひとりひとりのお悩みに耳を傾け、そのお悩みと向き合い技術を発揮致します。ただ、他のサービス業とは違い、特にカラーやパーマなどは長い時間をかけて施術するため、ここにいらっしゃる空間や時間を「非日常的な場所」になるよう心掛けております。わざわざマリエに足を運んでくださるお客様が忙しい日常を忘れ、少しでも心の癒しを感じていただければと考えています。そのお客様の笑顔や心のゆとりを感じることで、私たちにとってもかけがえのない時 間を過ごさせていただいています。
3.お客様のためのスピードと技術の向上
美容と言う技術を提供している以上、「出来て 当たり前」と言うのが私たちの考えです。その上でスピードと技術の向上に努めています。マ リエでは、婚礼年間 2,000 件以上・成人式 800 件以上・卒業式 1,200 件以上の施工(2019 年) を熟すだけでなく、ブライダルデザイナー桂由美先生のコレクション(ドレスショー)のバックヤードやミス・ユニバース、ミス・ジャパン、 ミス・日本酒などのミスコンヘアメイクも担当して参りました。そこでは、時間厳守で最大限 の仕上がりを求められます。一瞬の大きな輝きのためのクオリティにとことん拘り、最後の最後まで、髪の毛一本の動きをみながら創造性と 提案力を注いでいます。その現場での経験を美容室にも活かし、お客様の日々の美しさに貢献したいと考えております。
4.お客様のための聖域
「ブライズルームは聖域」。マリエの代表であるブライダル総責任者の長谷川清美は、花嫁様のお支度をする場所をこんな風に表現しています。
挙式に向かう直前のヘアメイクの最中に、花嫁様が“嫁ぐ覚悟をする瞬間”があります。新しい姓を受け、今まで育ててくださったご家族だけでなく、旦那様のご家族や友人と人生を共にするための決意かもしれません。その表情を見ることができる美容師なら、「ブライズルームは花嫁様の聖域」だと理解することができると思います。 そして、それは日常の美しさを求めてお越しになる美容室のお客様にとっても、同じことが 言えると思います。「少しでも美しくありたい、 少しでも若さを保ちたい」というお客様にとっ て、「美容室マリエは聖域」だと考えます。そして、その聖域に立つ美容師にとっても、日々 の努力を惜しまず美容師人生を歩むことは、かけがえのない経験になっています。お客様にとっても、私たちマリエのスタッフにとっても、 人生の喜びを感じることのできる「聖域」でありたい。これがマリエの仕事の流儀です。